昨年の夏頃から
巻き込まれてた関わってたプロジェクトが今日ようやく終了。
いやー、大変だったね。ほんとに。おれよくがんばった。
さて、結果の方はいまだに投票受付中なのでわからないが、まぁ厳しいかなー。さんざん自分で実験やっていたので、MozartもChopinもこんなもんだろうなという予想通りの出来。まぁ、バグもなくアウトプットが出せたので自分としてはOK。仕事完了。
しかし思った以上に人が来てくれていた気がする。場所もメインのセッション会場から離れているし、割と内輪な閑散とした雰囲気になってしまうのかなーと思ったが、自分の予想よりかは盛況だった。どんだけ閑散とした雰囲気を予想してたんだよ、という感じだが。
オーラルセッションの方は発表者の人が友人にいろいろと声をかけたと言っていたが、それでもけっこう外国の方もいたし、来年はコンテストに出ようかなと思ってるんですよ、と言う人もいたし、みんな興味はあるんだなと感じた。ただ、本当の学習屋さんの参入を受け入れるためにはいろいろと改善点などはあるとは思うが。
タグ付けデータを作るのが大変で、大量のデータを作るのは大変らしい。それに、どういうデータを作れば良いのかもまだ模索段階とのこと。だからルールベースや事例ベースの手法でやるのがまだまだ一般的で、統計的な手法を使うのは数少ない。言語処理の歴史と少し似てますね。昔はルールベースでやるのが当たり前だったけど、コーパスが整備されてきて計算機メモリも潤沢に使えるようになった今では統計的な手法を使うのがメジャーだし。
まー、言語処理の世界では解析精度を求められる、コーパスと同じような解析結果を返すシステムが求められるけど、音楽情報処理の場合は必ずしもそうとは言えないのでまったく同じ状況とは言えないが。
しかしそれぞれの演奏家のスタイルや癖はあるらしいので、それを模倣するシステムを作るという目的であれば統計的手法がメジャーになってくるかもしれませんねー。